Amazonでオレンジ文庫がセールになってるとTwitterで見かけたので、kindleで買ってみました。
烏(カラス)をずっと鳥と思っていたので、鳥飼いの話かと思っていたら、後宮ファンタジーであり、ミステリーでもあり、全体にさらっと読めるけれど、エピソードごとに一つ一つ味わって読める短編集でした。
帝と烏妃の間もプラトニックなものであり、互いに似たトラウマがあり、かぐや姫の物語(アニメのほうではない)にも似た、結ばれそうにない切なさとかが良かったです。
かなり気に入ったので、早く続きが読みたいですねえ。