映画「ブレードランナー2049」
昨日「ブレードランナー2049」を観てきました。
【ネタバレあり】
前作は、4年で寿命が切れるため、必死で延命の手段を探すレプリカントたちと、それを追うブレードランナーの話。そしてデッカードとレイチェルの恋物語。
今回は、レプリカントでありブレードランナーでもあるKの物語。旧型のレプリカントを発見したことから、デッカードとレイチェルのその後につながってしまい、自分とホログラムの彼女ジョイとの関係もだんだん変化する。
Kを通してだんだんと話しが進むものの、30年後の世界にゆるゆると思考が馴染むころ、やっとデッカードが登場。やはりハリソン・フォードが出ないとブレードランナーじゃない!
見終わったあとに思うのは、人間対レプリカント対ウォレス社という、三つ巴の思惑を超えたデッカードの子供の存在は皮肉なのか救いなのか。
人類とレプリカント全体の問題というより、デッカードとKのそれぞれの本物はなにか、本物の愛ってなにかという映画であるような気がしました。